日別アーカイブ: 3月 2, 2017

借り入れは避ける

債務整理というのは、いうなれば借りる側の都合によって、貸主に対して不利益をお願いする行為であると言えます。こういった状況のなかで、新しくお金を借りる、ということがどのような意味を持っているのかをよく考えてみましょう。債務整理において最も軽い処置である任意整理であっても、金利の支払いを減額、ないしは消滅させるような交渉が弁護士を通して行われることになるわけです。

金融会社としては「利益は減るが、全く戻ってこなくなるよりは良い」ということでこれに応じるかどうかを判断し、交渉に応じることになります。このような交渉をしている間に、借り主が新たに借金をしているということが分かったならばどうするでしょうか?

この新しい借金の先に対しては、正規の金利と元金の支払いを行うことになるわけです。そのことを考えると、元の貸主としては「任意整理に応じる正当性」が失われます。それであれば、こちらに対しても正規の返済が出来るはずだ、という判断がされてしまうわけです。そうなったら借りた側としてはより高度な民事再生な自己破産などを選択せざるを得なくなり、双方にとって不利益が発生することになります。出来れば、債務整理中の借り入れは避けるべきです。